境界への欲望あるいは変身 : ヴィクトリア朝ファンタジー小説
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境界への欲望あるいは変身 : ヴィクトリア朝ファンタジー小説
世界思想社, 2009.1
- タイトル読み
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キョウカイ エノ ヨクボウ アルイワ ヘンシン : ヴィクトリアチョウ ファンタジー ショウセツ
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内容説明・目次
内容説明
ワイルドとコレリが愛した19世紀ロンドン。お姫さまが働き、ゴブリンが飛び回り、サタンが紳士に、紳士がサルになる…この世界の行きつく先は。
目次
- 1 欲望(プリンセスでなくなるお姫さま—ヴィクトリア朝童話の五人のお姫さま;芸術としての殺人—『アーサー・サヴィル卿の犯罪』の手相占い分析;欲望の生産および達成メカニズム—マリー・コレリ『サタンの悲しみ』における世紀末ロンドン)
- 2 境界(肖像画の軌跡—『ドリアン・グレイの肖像』におけるゴシック的空間;フラヌールの物語—『ドリアン・グレイの肖像』を都市小説として読む;紳士のような猿、もしくは猿のような紳士—『ジキル博士とハイド氏』における嫌悪の分析)
- 3 変身(宿命の人魚、メアリ—『メアリ・バートン』のファム・ファタル考察;『不思議な訪問』の文明化された空の妖精—ヴィクトリア朝ゴブリン童話の比較考察;「終結」から「非・終結」の感覚へ—一九世紀末文学における「終結」の考察)
「BOOKデータベース」 より