東大寺お水取り : 春を待つ祈りと懺悔の法会

書誌事項

東大寺お水取り : 春を待つ祈りと懺悔の法会

佐藤道子著

(朝日選書, 852)

朝日新聞出版, 2009.2

タイトル読み

トウダイジ オミズトリ : ハル オ マツ イノリ ト ザンゲ ノ ホウエ

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注記

引用資料・主要参考文献: p215-220

内容説明・目次

内容説明

1250年以上途絶えることなく伝え継がれた仏教行事。3月1日深夜、あたりの気を払い、11人の僧が次々とお堂の中に入って行く。ドッドッドッドッと床を踏み鳴らす音が響く。14日にわたる大法会「お水取り=修二会」の始まりである。僧たちは、世の人々に代わって、観音菩薩にその罪の許しを乞い、除災招福を祈り、修法を行う。蓮日の行である。さらに密教や修験道、神道、民俗、外来の要素まで取り入れ、稀有な大法会は伝えられた。古から人々は、勇壮なお松明で知られるこの法会に大きな期待をかけ、祈りを込めてきた。女人禁制の法会を、40年以上見続けてきた第一人者による「お水取り」への誘い。

目次

  • 1 悔過会と修二会—「お水取り」とはどんな法会か
  • 2 「お水取り」の今
  • 3 六時の勤行—三つの法要
  • 4 法会開白
  • 5 お水取りの伝説と行事
  • 6 お水取りあれこれ
  • 7 結願の諸作法

「BOOKデータベース」 より

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