乳房はだれのものか : 日本中世物語にみる性と権力

書誌事項

乳房はだれのものか : 日本中世物語にみる性と権力

木村朗子著

新曜社, 2009.2

タイトル別名

Breasts for whom? : sexuality and authority in Japanese medieval tales

乳房はだれのものか

タイトル読み

チブサ ワ ダレ ノ モノ カ : ニホン チュウセイ モノガタリ ニ ミル セイ ト ケンリョク

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注記

参考文献: p348-354

内容説明・目次

内容説明

結婚と出産が権力に直結していた時代に、女たちは何を信じ、何を求めて生きたか。中世の物語に描かれた女性たち(乳母、召人、女帝、女院、…)と信仰世界の斬新な読み直しを通じて、女たちの歴史に新たな展望をきり拓く。

目次

  • 第1部 乳房はだれのものか—母の問題機制(乳房はだれのものか—欲望をめぐって;性の制度化—召人の性をめぐって;母なるものの力)
  • 第2部 女帝が生まれるとき—女たちの信仰(宮廷物語における往生の想像力;女帝が生まれるとき—普賢十羅刹女像の構想力;女帝なるものの中世的展開)
  • 第3部 八幡信仰の構想力(八幡神像の構想力—見えるものと見えないもの;女たちの信仰—『曾我物語』の巫女語り;再び母へ—『曾我物語』における“子”の背理)

「BOOKデータベース」 より

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