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遊牧国家の誕生

林俊雄著

(世界史リブレット, 98)

山川出版社, 2009.2

タイトル読み

ユウボク コッカ ノ タンジョウ

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注記

監修: 佐藤次高, 木村靖二, 岸本美緒

参考文献: p88-90

内容説明・目次

内容説明

騎馬遊牧民というと、文明の破壊者、野蛮な殺戮者というイメージをもっている人が多いようだ。しかしヘロドトスや司馬遷は、彼らを正当に評価していた。ユーラシアの草原地帯で、彼らは簡素だが合理的な社会生活をいとなみ、先進文明地帯であるメソポタミアや中国とも互角にわたり合える軍事力を具えていた。また彼らはシルクロードを支配して、東西文化の交流にも大きな役割を果たした。騎馬遊牧民がどのようにして生まれ、国家を築くようになっていったかを、文献史料と最新の考古学資料から探ってゆくことにしよう。

目次

  • ユーラシア草原地帯とは
  • 1 騎馬遊牧民の誕生
  • 2 スキタイの起源
  • 3 草原に花開いたスキタイ美術
  • 4 遊牧国家、匈奴の勃興
  • 5 匈奴の隆盛から衰退へ

「BOOKデータベース」 より

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