辺境のダイナミズム
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書誌事項
辺境のダイナミズム
(ヨーロッパの中世 / 池上俊一, 河原温編集, 3)
岩波書店, 2009.3
- タイトル読み
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ヘンキョウ ノ ダイナミズム
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注記
参考文献: p319-327
内容説明・目次
内容説明
果敢に海にのりだし一大海上王国を築きあげたスカンディナヴィア三国。ローマとビザンツという東西二つの帝国のはざまにあって自己形成をとげていった東方の諸地域。イスラーム文明とのせめぎ合いと共存の舞台になったイベリア半島とシチリア。—文明が交錯し対峙する「辺境」の地域に生きた人々は、どんな歴史を展開させ、いかなる社会・文化を築いたのか。西欧はそこからどのようなインパクトを受けたのか。個性に富んだ歴史の諸相に光をあてる。
目次
- 文明と出会うとき—ある司教の生涯
- 第1部 北洋のヨーロッパ(北洋の政治秩序;北縁の社会空間;スカンディナヴィアのアイデンティティ)
- 第2部 東に開かれたヨーロッパ(二つの帝国のはざまで;「中間領域」の社会とその変貌;はるかな「ローマ」への視線)
- 第3部 イスラームと向き合うヨーロッパ(せめぎ合いの辺境;共存という社会的実験;摂取される知と文芸)
- 辺境とヨーロッパ
「BOOKデータベース」 より