光る遺伝子 : オワンクラゲと緑色蛍光タンパク質GFP

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光る遺伝子 : オワンクラゲと緑色蛍光タンパク質GFP

マーク・ジマー著 ; 大森充香訳

丸善, 2009.3

Other Title

Glowing genes : a revolution in biotechnology

Title Transcription

ヒカル イデンシ : オワンクラゲ ト リョクショク ケイコウ タンパクシツ GFP

Available at  / 162 libraries

Note

監訳: 小澤岳昌

参考文献: 巻末p6-25

Description and Table of Contents

Description

緑色蛍光タンパク質(GFP)は、いまやバイオテクノロジーに欠かせないものとなっている。本書では、この光るタンパク質が最初にクラゲとホタルのなかで進化した理由を解説し、生物発光現象に関する歴史や、生物発光メカニズムの解明に生涯をかけた科学者たちを紹介する。“光る遺伝子”の発見からクローニング、大量生産に至る道のりはたいへん興味深い物語である。科学者たちは、この光るタンパク質を、がん細胞の可視化、細胞感染のモニタリング、水質汚濁調査、テロリストが仕掛ける生物化学兵器の検知など、さまざまな用途に利用してきた。そしていまも、胸躍らせるような新発見を求め続けている。本書はこの分野に関する、驚きと感動に満ちた一冊である。

Table of Contents

  • 生物の光
  • プリニウスの杖から燃える恋心まで
  • ホタルを使って火星生命体を探す?
  • 下村博士のつくった「しぼり汁」
  • GFPのレシピはどこに?
  • レシピをコピーしよう
  • GFP革命のはじまり
  • 水を欲しがるジャガイモと緑色の血をもつ魚
  • 蛍光ウサギのアルバ
  • 缶のなかの光
  • ロシアの赤い羊
  • 緑のサル「アンディ」と黄色いブタ
  • カメレオン・FLIP・FRET・FRAP・カンガルー
  • がん
  • 医療における光る遺伝子
  • 防衛、安全保障、バイオテロリズム
  • これからの光

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Details

  • NCID
    BA89487598
  • ISBN
    • 9784621080948
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xiii, 272, 25p, 図版 [8] p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
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