光る遺伝子 : オワンクラゲと緑色蛍光タンパク質GFP
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書誌事項
光る遺伝子 : オワンクラゲと緑色蛍光タンパク質GFP
丸善, 2009.3
- タイトル別名
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Glowing genes : a revolution in biotechnology
- タイトル読み
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ヒカル イデンシ : オワンクラゲ ト リョクショク ケイコウ タンパクシツ GFP
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注記
監訳: 小澤岳昌
参考文献: 巻末p6-25
内容説明・目次
内容説明
緑色蛍光タンパク質(GFP)は、いまやバイオテクノロジーに欠かせないものとなっている。本書では、この光るタンパク質が最初にクラゲとホタルのなかで進化した理由を解説し、生物発光現象に関する歴史や、生物発光メカニズムの解明に生涯をかけた科学者たちを紹介する。“光る遺伝子”の発見からクローニング、大量生産に至る道のりはたいへん興味深い物語である。科学者たちは、この光るタンパク質を、がん細胞の可視化、細胞感染のモニタリング、水質汚濁調査、テロリストが仕掛ける生物化学兵器の検知など、さまざまな用途に利用してきた。そしていまも、胸躍らせるような新発見を求め続けている。本書はこの分野に関する、驚きと感動に満ちた一冊である。
目次
- 生物の光
- プリニウスの杖から燃える恋心まで
- ホタルを使って火星生命体を探す?
- 下村博士のつくった「しぼり汁」
- GFPのレシピはどこに?
- レシピをコピーしよう
- GFP革命のはじまり
- 水を欲しがるジャガイモと緑色の血をもつ魚
- 蛍光ウサギのアルバ
- 缶のなかの光
- ロシアの赤い羊
- 緑のサル「アンディ」と黄色いブタ
- カメレオン・FLIP・FRET・FRAP・カンガルー
- がん
- 医療における光る遺伝子
- 防衛、安全保障、バイオテロリズム
- これからの光
「BOOKデータベース」 より