近世の在村文化と書物出版

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近世の在村文化と書物出版

杉仁著

吉川弘文館, 2009.4

タイトル読み

キンセイ ノ ザイソン ブンカ ト ショモツ シュッパン

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内容説明・目次

内容説明

出版は江戸など中央だけでなく地方農村でも活発で、各地の豪農商文人が句集や詩集、農書や蚕書、儒書や碑文など、多彩な書き物を残した。中国亡失の古書の復元に出資するなど、在村の書物出版に近世文化の成熟をみる。

目次

  • 1 あけぼの期の在村文化と書物出版活動(房総戦国期の連歌奉納と近世初頭の在村連歌;西上州谷南牧衆「市川氏」と日野衆「小柏氏」の土着と開発と信仰 ほか)
  • 2 在村文化の海路交流と書物出版活動(相州浦賀の俳額と俳書と文人録;浦賀の海路文人と『浦賀畸人伝』の世界 ほか)
  • 3 在村文化のアジア交流と書物出版活動(上州箕輪村の在村文人「下田漆園」の『全唐詩逸』出版拠金;東海道の宿場文人と『全唐詩逸』出版拠金 ほか)
  • 4 「寒郷僻邑」の在村文化と書物出版活動(信州中野領の在村漢詩結社「晩晴吟社」と詩集出版;東江部村「山田松斎」の修養と執筆と鵬斎書の出版 ほか)
  • 5 在村文化の思想と書物出版活動(信州中野領「山田松斎」の蔵書と思想と出版;在村における「孝経」—考証と出版と孝経碑と ほか)

「BOOKデータベース」 より

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