保健医療福祉政策の変容 : 官僚と新政策集団をめぐる攻防

Bibliographic Information

保健医療福祉政策の変容 : 官僚と新政策集団をめぐる攻防

矢野聡著

ミネルヴァ書房, 2009.4

Title Transcription

ホケン イリョウ フクシ セイサク ノ ヘンヨウ : カンリョウ ト シンセイサク シュウダン オ メグル コウボウ

Available at  / 157 libraries

Note

参考文献: 巻末p5-10

Description and Table of Contents

Description

1980年から2006年に至るまでのわが国の保健医療福祉政策レジームの変容とその特質をネオリベラルとの関係性に着目し、分析。古い体制から新しい体制へと時代が移り変わるなかで、保健医療福祉政策の策定をリードし続けてきた官僚は不祥事によって自らその主導権を失い、天災・人災は“世論”という新たなアクターを生み出した。そして規制改革という名の下に登場した新しい政策策定集団は、エリート官僚に代わり政策策定(立案)の主導権を握ろうと迫る。わが国の保健医療福祉政策の変遷を、政治的・経済的背景、そして政治アクターたちの動きから鮮やかに描き出していく。

Table of Contents

  • 序章 保健医療福祉政策とは
  • 第1章 保健医療福祉政策の転換
  • 第2章 官僚主導型政策形成の完成
  • 第3章 エリート主義政策主導の凋落
  • 第4章 金融市場の荒波と政府の混迷
  • 第5章 ネオリベラリズムの帰結
  • 第6章 保健医療福祉政策のゆくえ
  • 終章 来たるべき保健医療福祉政策への示唆

by "BOOK database"

Details

Page Top