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ユダヤ系文学の歴史と現在 : 女性作家、男性作家の視点から

広瀬佳司, 佐川和茂, 坂野明子編著

大阪教育図書, 2009.3

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ユダヤ系文学の歴史と現在 : 女性作家男性作家の視点から

Title Transcription

ユダヤケイ ブンガク ノ レキシ ト ゲンザイ : ジョセイ サッカ ダンセイ サッカ ノ シテン カラ

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Note

内容: まえがき(広瀬佳司), 第一章(コラム「ユダヤ移民のユーモア」, 「メアリー・アンティンとエマ・ゴールドマン」-「アンジア・イージアスカ『パンをくれる人』」), 第二章(コラム「シュテトルより郊外へ」, 「ホロコースト後をいかに生きるか」-「声にすること、声を聴くこと」), 第三章(コラム「「ホロコースト小説」の新機軸」, 「ソール・ベローの女性像の変遷」-「ロマンスの外のヒロイン」), 第四章(コラム「ユダヤ教伝統と文学」, 「スティーヴ・スターン『忘却の天使』」-「自他をめぐる者たち」), 執筆者紹介, あとがき(佐川和茂), ユダヤ系作家作品年表, 索引

引証・参考文献: 論文末

ユダヤ系作家作品年表: p311-316

Contents of Works

  • ユダヤ移民のユーモア / 佐川和茂 [執筆]
  • メアリー・アンティンとエマ・ゴールドマン : 混交より希望を求めて / 佐川和茂 [執筆]
  • ヘンリー・ロス『眠りと呼べ』 : 母語に支えられた濃密な母と息子の空間 / 広瀬佳司 [執筆]
  • アンジア・イージアスカ『パンをくれる人』 : 「サブタイトルを超えて」 / 江原雅江 [執筆]
  • シュテトルより郊外へ / 佐川和茂 [執筆]
  • ホロコースト後をいかに生きるか : アイザック・バシェヴィス・シンガー『敵たち、ある愛の物語』と『メシュガー』 / 大崎ふみ子 [執筆]
  • バーナード・マラマッド『新しい生活』における第二の機会と女性像 / 勝井伸子 [執筆]
  • 『アシスタント』と『ドゥービン氏の冬』 : バーナード・マラマッドの作品における家庭像 / 鈴木久博 [執筆]
  • 声にすること、声を聴くこと : グレイス・ペイリーの女性たち / 大場昌子 [執筆]
  • 「ホロコースト小説」の新機軸 / 坂野明子 [執筆]
  • ソール・ベローの女性像の変遷 : 「ドーラ」、「黄色い家を残して」、『どんな日だった?』、『盗み』における母性 / 柿崎謙一 [執筆]
  • 欲望する身体と想像/創造する精神 : フィリップ・ロスの老いをめぐって / 杉澤伶維子 [執筆]
  • レベッカ・ゴールドスタイン『精神身体問題』 : 哲学と文学が切り結ぶとき / 坂野明子 [執筆]
  • ロマンスの外のヒロイン : シンシア・オジックの『信頼』 / 大森夕夏 [執筆]
  • ユダヤ教伝統と文学 / 広瀬佳司 [執筆]
  • スティーヴ・スターン『忘却の天使』 : 「ユダヤ・ファンタジー」 / 広瀬佳司 [執筆]
  • 現代女性作家と正統派ユダヤ教徒の両立 : トヴァ・ミルヴィスとの対話 / イヴリン・アヴェリー [執筆] ; 高橋美帆訳
  • 脱出術師(エスケーピスト)あるいは/そして土塊人形(ゴーレム) : マイクル・シェイボン『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』における共同制作(コラボレーション)と男同士(ホモソーシャル)の幻想 / 片渕悦久 [執筆]
  • 自他をめぐる者たち : イーサン・ケイニンの世界 / 小林正臣 [執筆]

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