アニメ文化外交
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アニメ文化外交
(ちくま新書, 782)
筑摩書房, 2009.5
- タイトル読み
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アニメ ブンカ ガイコウ
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内容説明・目次
内容説明
ミャンマー、サウジアラビア、イタリア、スペイン…。作品タイトルを聞くだけで悲鳴をあげ、人気アニメのエンディングの振り付けをマスターする海外のファンたち。日本のアニメは、想像を超えて世界に広がっている。本書では、日本のアニメが世界でどう愛され、憧れの的になっているかを、現地の声で再現。また、このアニメ文化を外交ツールとして積極的に活用する意義を論じ、加えてそのための戦略をも提示する。
目次
- 第1章 チェコ、イタリアからサウジアラビア、ミャンマーへ(ミャンマー・ヤンゴンの会場に集まった四五〇名の聴衆を前に;ミャンマー人女子から出た“やおい”の質問に衝撃を受ける ほか)
- 第2章 スペイン、フランスから東南アジアまで(六万人以上の動員をほこる、バルセロナの「サロン・デル・マンガ」;涼宮ハルヒがヨーロッパで大増殖中!? ほか)
- 第3章 なぜアニメが外交に使えるのか(アメリカ型グローバリズム戦略とアニメのローカリズム;若年層の日本への理解・関心の長期的強化 ほか)
- 第4章 「官」がすべきこと、「民」がすべきこと(世界各地で開催されるアニメ・マンガ関連イベント主催者とのネットワーク作り;アニメ文化外交戦略立案への「官」の課題とは ほか)
- 付録 オタク外交官と呼ばれて—山田彰前スペイン公使へのインタビュー
「BOOKデータベース」 より