入門力学系 : 自然の振舞いを数学で読みとく

書誌事項

入門力学系 : 自然の振舞いを数学で読みとく

森真, 水谷正大著

東京図書, 2009.5

タイトル別名

力学系 : 入門

タイトル読み

ニュウモン リキガクケイ : シゼン ノ フルマイ オ スウガク デ ヨミトク

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注記

参考文献: p[287]-289

内容説明・目次

内容説明

ニュートンが局所的な時間という概念を導入し、微分という数学により打ち立てた古典力学は、その後、質点の集まりである「系」としての運動を追究する方向で発展してきた。この本では、そうした「力学系」といわれる分野での、数学と物理の絡み合いや発展をみる。ポアンカレ写像、ルベーグ積分、エルゴード理論と整数論など、現代数学の知恵の結集から、自然の複雑な振舞いを解き明かす論理が導かれ、新たな世界観が開けてくることを感じるだろう。

目次

  • 1 ニュートンのアイディア『自然はとてもシンプル』
  • 2 ベクトル場で考える—解けないときにも
  • 3 偏微分方程式とハミルトン力学系
  • 4 力学系とは、その1、位相力学系
  • 5 力学系は一筋縄ではいかない
  • 6 力学系とは、その2、可測力学系
  • 7 エルゴード定理とエルゴード性
  • 8 なぜ、複雑な挙動をするのか
  • 9 エルゴード理論と整数論
  • 10 発展的話題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89996638
  • ISBN
    • 9784489020506
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 293p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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