書誌事項

「移動する子どもたち」のことばの教育を創造する : ESL教育とJSL教育の共振

川上郁雄 [ほか] 編

(シリーズ多文化・多言語主義の現在, 2)

ココ出版, 2009.3

タイトル別名

移動する子どもたちのことばの教育を創造する : ESL教育とJSL教育の共振

「移動する子どもたち」のことばの教育を創造する : ESL教育とJSL教育の共振

タイトル読み

「イドウ スル コドモ タチ」ノ コトバ ノ キョウイク オ ソウゾウ スル : ESL キョウイク ト JSL キョウイク ノ キョウシン

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注記

その他の編者: 石井恵理子, 池上摩希子, 齋藤ひろみ, 野山広

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

国境を越えて移動する人々が地球規模で増加する中、日本においても「移動する子どもたち(Children Crossing Borders)」への教育を整備することが、喫緊の課題となっている。多様な背景をもつ子どもたちが、日本社会で疎外されることなく、力強く生きていくための「ことばの力」を育てなければならない。JSL(Japanese as a Second Language)教育の研究者として最前線でこの課題に取り組んできた編者たちが、オーストラリアにおけるESL(English as a Second Language)教育の理論と実践、異領域の専門家との対話を通して、新たな「ことばの教育」の理念と方法を模索する。

目次

  • はじめに 「移動する子どもたち」とともに生きるとは
  • 第1部 「ESLの子どもたち」のことばの力を育てる(オーストラリアのESL教育の流れと論者たち;スキャフォールディングの実践とその意味—在籍学級のESL生徒の学びをどう支えるか ほか)
  • 第2部 「JSLの子どもたち」のことばの力を育てる(日本のJSL教育の意義を問い直す—「年少者日本語教育学」の構築を目指して;年少者日本語教育の構築に向けて—子どもの成長を支える言語教育として ほか)
  • 第3部 異領域との対話(異領域との対話から生まれる気づきと連携;ことばの力とは何か ほか)
  • あとがき ESLとJSLのシンクロニシティー

「BOOKデータベース」 より

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