書誌事項

接続された歴史 : インドとヨーロッパ

S・スブラフマニヤム著 ; 三田昌彦, 太田信宏訳

名古屋大学出版会, 2009.6

タイトル別名

Explorations in connected history : Mughals and Franks

Of pagodas and politics : Tirupati as El-Dorado

接続された歴史 : インドとヨーロッパ

タイトル読み

セツゾク サレタ レキシ : インド ト ヨーロッパ

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注記

原著の翻訳。第7章の代わりに"Of pagodas and politics : Tirupati as El-Dorado" (Penumbral visions : making polities in early modern South India. New Delhi : Oxford University Press, 2001, pp. 22-60) を収録したもの

内容説明・目次

内容説明

世界規模の出来事が明確に意識されるようになった近世。オリエンタリズム論や構造論的アプローチを批判し、ムガルと西欧の交渉の現場で、人々の思惑と行動が絡み合い事件が展開してゆく「接続」の有り様を丹念に解きほぐす。現在最も注目される歴史家の仕事を凝縮した一冊。

目次

  • 第1章 序論—抑制された摩擦の時代のムガルと西欧
  • 第2章 一五四六‐六五年の西インド洋交易世界—ひとつの政治学的解釈
  • 第3章 ムガル朝治下グジャラートとイベリア世界—一五八〇‐八一年の転換
  • 第4章 一六〇〇年頃のポルトガル人とムガル朝とデカン政治
  • 第5章 スルタン・ブラーキー伝説とインディア領—一六二八‐四〇年
  • 第6章 イギリス東インド会社とムガル朝—サー・トマス・ローの時代とサー・ウィリアム・ノリスの時代
  • 第7章 寺院と政治について—黄金郷としてのティルパティ

「BOOKデータベース」 より

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