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清朝とは何か

岡田英弘編 ; 宮脇淳子 [ほか執筆]

(別冊環, 16)

藤原書店, 2009.5

タイトル別名

清朝とは何か

タイトル読み

シンチョウ トワ ナニ カ

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注記

その他の執筆者: 楠木賢道, 杉山清彦, 岩井茂樹ほか

清朝史関連年表(前221-2008) / 岡田英弘ほか作成: p322-333

参考文献: 論末

内容説明・目次

内容説明

支配層であった満洲人の満洲語、そしてモンゴル語、漢語の三言語を公用語とした「大清」。独自の「八旗」制度などの統治システムで広大な国土を領した大清帝国(1636〜1912)の全体像を、チベット、ロシア、ヨーロッパはじめユーラシア全土との関わりの中で明らかにする。

目次

  • 1 清朝とは何か(大清帝国にいたる中国史概説—十三世紀に成立したモンゴル帝国から、大清帝国への流れをたどる;世界史のなかの大清帝国—世界史はモンゴル帝国から始まった;マンジュ国から大清帝国へ(その勃興と展開)—満洲の地域国家からユーラシア東方の世界帝国への歩み ほか)
  • 2 清朝の支配体制(大清帝国の支配構造(マンジュ(満洲)王朝としての)—八旗制度を中核とする帝国統治のシステムをさぐる;「民族」の視点からみた大清帝国(清朝の帝国統治と蒙古・漢軍の旗人)—「多民族」混合の政権としての清朝の特徴とは?;大清帝国とジューンガル帝国—清朝が滅ぼした、モンゴル系遊牧民最後の帝国ジューンガルとは? ほか)
  • 3 支配体制の外側から見た清朝(「近世化」論と清朝—十六〜十七世紀の世界諸地域での「近世化」における清朝の位置は?;江戸時代知識人が理解した清朝—輸入漢籍を通して江戸時代の日本人が考えた清朝とは?;琉球から見た清朝(明清交替、三藩の乱、そして太平天国の乱)—明から清への交替期、琉球王国はどのように対応したか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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