ビザンツ文明の継承と変容
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ビザンツ文明の継承と変容
(学術選書, 043 . 諸文明の起源||ショブンメイ ノ キゲン ; 8)
京都大学学術出版会, 2009.6
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ビザンツ : 文明の継承と変容
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ビザンツ ブンメイ ノ ケイショウ ト ヘンヨウ
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参考文献: p365-370
Description and Table of Contents
Description
ビザンツ帝国は、「文明の十字路」コンスタンティノープルを帝都に、約千年にわたる長いあいだに徐々に独自の文明を形成してきた。専制皇帝の絶大な権力、宦官の活躍で整備された官僚制、戦いに明け暮れながらも必要悪としか考えない戦争観—ここには、古代ギリシア・ローマの都市文明を継承しつつも、明らかに異なった文明への変容がみられる。この過程を、社会構造と人間類型の転換として描く。
Table of Contents
- 世界史のなかのビザンツ文明
- 第1部 都市の変貌—ギリシア・ローマ文明からビザンツ文明へ(ローマ都市とビザンツ都市;都市自治の終焉;「パンとサーカス」のゆくえ;都市からみたビザンツ文明の起源と特徴)
- 第2部 皇帝・宦官・戦争—ビザンツ文明の諸相(皇帝—「神の代理人」;宦官—「皇帝の奴隷」;戦争—必要悪)
- ビザンツ文明と現代
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