書誌事項

夜寝覚物語 (よるのねざめものがたり)

鈴木一雄, 伊藤博, 石埜敬子校訂・訳注

(中世王朝物語全集, 19)

笠間書院, 2009.5

タイトル別名

夜寝覚物語

タイトル読み

ヨル ノ ネザメ モノガタリ

統一タイトル

夜半の寝覚

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注記

巻一・二・三底本: 三条家旧蔵本 (現在巻一・三は宮内庁書陵部蔵, 巻二は神宮文庫蔵)

巻四・五底本: 中村本 (国文学研究資料館蔵)

年立・系図・登場人物一覧・梗概・解題: p[383]-420

参考文献: p421-422

栞あり

内容説明・目次

内容説明

聡明で美しい女主人公・妹姫君は、姉の婚約者である中納言と知らずに契りを結び、密かにその子を出産する。その後、親子ほども歳の離れた左大将(後の老関白)と結婚し、その寛大な人柄にやすらぎを覚える。姉・大君との感情の齟齬や、帝や宮中将の恋慕などに苦悩の日々を送るが、老関白の死後、男君(もとの中納言)と結ばれ、幸せな大団円を迎える。平安後期に成立した『夜の寝覚』の改作本。原作・改作がともに現存する、極めて貴重な作品である。

「BOOKデータベース」 より

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