環境から解く古代中国
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書誌事項
環境から解く古代中国
(あじあブックス, 065)
大修館書店, 2009.7
- タイトル読み
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カンキョウ カラ トク コダイ チュウゴク
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注記
参考文献: 各話末
内容説明・目次
内容説明
「酒池肉林」が批判された本当の理由とは何なのか?「株を守る」のハタケに、なぜ木の根っこがあったのか?『三国志』曹操の勝利の裏に潜む、気温の変化とは?『論語』『史記』『韓非子』『三国志』などの有名古典を、「環境」をキーワードに読み、人と自然、歴史の関わりを考えてゆく。
目次
- 「象」という字は、なぜできた?—殷周期の気候変動
- 「七月」が詠う冬支度—西周期の黄土高原
- 孔子の愛弟子・子路のバンカラの秘密—春秋〜漢の毛皮観
- 「株を守る」のウラ事情—戦国期中原の開発と鉄器
- ホントは怖い(?)「一村一品」政策—春秋〜漢代の斉の特殊性
- 合従連衡は、異文化同盟?—戦国秦漢期、北方・燕の環境
- スパイ鄭国の運命—秦の中国統一と大規模潅漑
- 司馬相如のカノジョはイモ娘?—秦漢期・四川に生きる心意気
- 「公共事業」は昔も今も…—漢・武帝期の大規模潅漑と後遺症
- “帰順”匈奴のベンチャービジネス—漢代の「ペットボトル」と大狩猟イベント
- 海と女と酒と「叛乱」—王莽・新の税制と環境
- 戦国男の夢実現(?!)—漢代シルクロードを支えた「内助の功」
- 曹操も手こずった黄河の凍結—魏晋南北朝の気温変化と戦法
- 均田制、もう一つの貌—五胡から唐宋期の樹木観
- 「貧困の黄土高原」はなぜできた—明清・中華帝国の光と影
「BOOKデータベース」 より