社会学入門 : 「多元化する時代」をどう捉えるか
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社会学入門 : 「多元化する時代」をどう捉えるか
(NHKブックス, 1136)
日本放送出版協会, 2009.6
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社会学入門 : 多元化する時代をどう捉えるか
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シャカイガク ニュウモン : タゲンカ スル ジダイ オ ドウ トラエルカ
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Note
第4刷 (2012.12) の出版者: NHK出版
主要人物年表: p[280]
初学者のための読書案内: p251-279
Description and Table of Contents
Description
格差や家族問題から国際紛争まで何でも扱う社会学。では、その根本に流れる問題意識とはどのようなものか?「無意識」の発見に象徴される、近代の理性的人間観の崩壊を踏まえ、人々が無自覚にもつ価値観と、社会形成とを関連づけて捉える視点だ。以上の見立ての下、デュルケムやウェーバーらを考察するとともに、他の諸学問との比較を通して、社会学の輪郭を描き出す。パーソンズ以降、社会学の中心理論の不在が続く現状を捉え直し、ダイナミックに変容する現代社会を分析する上での、社会学の新たな可能性をも探る。
Table of Contents
- 1 社会学の理論はどのようなものか(理論はなぜ必要か—共通理論なき社会学;「モデル」とは何か—合理的主体モデルの考察;方法論的全体主義というアプローチ ほか)
- 2 社会学はいかに成立したのか—近代の自己意識の再検討(社会学前史(1)—近代社会科学の誕生;社会学前史(2)—進化論と比較文明史のインパクト;モダニズムの精神—前衛芸術は何を変えたか ほか)
- 3 “多元化する時代”と社会学(危機についての学問;二〇世紀後半以降の理論社会学—パーソンズ・フーコー・構築主義;社会学の可能性—格差・差別・ナショナリズム)
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