デモクラシー以後 : 協調的「保護主義」の提唱
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デモクラシー以後 : 協調的「保護主義」の提唱
藤原書店, 2009.6
- タイトル別名
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Après la démocratie
デモクラシー以後 : 協調的保護主義の提唱
- タイトル読み
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デモクラシー イゴ : キョウチョウテキ 「ホゴ シュギ」 ノ テイショウ
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注記
原著 (Paris : Gallimard, c2008) の全訳
内容説明・目次
内容説明
米ソ2大国の崩壊を予言した人類学者の最新作。日本の将来への指針!世界経済と民主主義を阻害する「自由貿易」というドグマ。トックヴィルが見誤った民主主義の動因は識字化にあったが、今日、高等教育の普及がむしろ階層化を生み、「自由貿易」という支配層のドグマが、各国内の格差と内需縮小をもたらしている。若者・失業者・私企業労働者こそ、真っ先の犠牲者である。大恐慌の中で健全な保護主義を唱えた、ケインズの名論文「国家的自給」(1933年)収録。
目次
- 民主主義をめぐる普遍性と多様性
- サルコジ局面
- この空虚は宗教的な空虚である
- 教育の停滞と文化的悲観論
- 民主制から寡頭制へ
- フランス人と不平等—人類学からの貢献
- 民族化か?
- 自由貿易は民主主義への阻害要因
- 階級闘争か?
- 人類学的土台の極めて緩慢な変化
- デモクラシー以後
- 保護主義、ヨーロッパ民主主義の最後のチャンス
「BOOKデータベース」 より