農村から都市へ : 1億3000万人の農民大移動

書誌事項

農村から都市へ : 1億3000万人の農民大移動

厳善平著

(叢書中国的問題群, 7)

岩波書店, 2009.7

タイトル別名

農村から都市へ : 一億三〇〇〇万人の農民大移動

農村から都市へ : 1億3000万人の農民大移動

タイトル読み

ノウソン カラ トシ エ : 1オク3000マンニン ノ ノウミン ダイイドウ

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注記

主要参考文献: p167-168

基本書案内: p169-170

内容説明・目次

内容説明

一九九〇年代以降の中国では、農村から都市への人口移動が未曾有の規模で繰り広げられている。農民工と呼ばれる彼ら内陸農村出身の青壮年たちの活躍によって、世界の工場としての中国が成り立ち、農村と都市による二重社会が大きく変わろうとしている。本書では、人口移動の実態、移動政策、農家の出稼ぎ行動、農民工の就業と生活、農民大移動の社会経済への影響などについて、できる限り統計データを用いて分析。民国期および計画経済期における地域間人口移動と対比しながら、改革開放時代の人口移動の特徴を明らかにする。

目次

  • 1 人口移動の歴史—民国期と計画経済期を中心に
  • 2 改革開放時代の人口移動—市場化・国際化は人口大移動を引き起こす
  • 3 農民工とその政策—農村と都市による二重構造の変容
  • 4 農民の出稼ぎとその影響—「三農問題」は解消するか?
  • 5 農民工問題の諸相—農民工は国民になれるか
  • 6 中国経済はルイスの転換点を超えたか—農民工不足の社会経済的背景

「BOOKデータベース」 より

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