鍵がドアをあけた : 日本語の無生物主語他動詞文へのアプローチ
著者
書誌事項
鍵がドアをあけた : 日本語の無生物主語他動詞文へのアプローチ
笠間書院, 2009.8
- タイトル別名
-
現代日本語における無生物主語他動詞文に関する研究
- タイトル読み
-
カギ ガ ドア オ アケタ : ニホンゴ ノ ムセイブツ シュゴ タドウシブン エノ アプローチ
大学図書館所蔵 件 / 全103件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士論文「現代日本語における無生物主語他動詞文に関する研究」 (学習院大学, 2007.9) を加筆修正したもの
参考文献: p219-223
内容説明・目次
内容説明
伝統的な日本語では用いられにくいと論じられてきた、「コピー用紙が、私の手を切った」「あの事件は、彼を驚かした」のような、無生物主語の他動詞文。現代日本の文学作品と新聞社説から豊富な用例を取り出し、中国語との対照も視野に入れて、タイプや特徴を分析。現代日本語における無生物主語他動詞文に関する現象に、新たな研究成果をもたらした書。
目次
- 第1部 名詞句階層に基づく考察(名詞句階層の定義及び調査方法;文学作品における無生物主語他動詞文;新聞社説における無生物主語他動詞文;名詞句階層に反する用例をめぐる考察)
- 第2部 他動性に基づく考察(他動性に関する先行研究及び本研究の分類;所属関係の文;非所属関係の文)
- 第3部 能動的な文をめぐる個別検証(道具名詞主語の他動詞文(中国語との対照);物名詞原因主語の他動詞文(中国語との対照);身体名詞主語の他動詞文;結論)
「BOOKデータベース」 より