長寿大国の虚構 : 外国人介護士の現場を追う

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長寿大国の虚構 : 外国人介護士の現場を追う

出井康博著

新潮社, 2009.8

タイトル読み

チョウジュ タイコク ノ キョコウ : ガイコクジン カイゴシ ノ ゲンバ オ オウ

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内容説明・目次

内容説明

急速に高齢化が進む日本社会。このままでは二〇一四年には五十万人もの介護労働力が不足するという。そんな中、二〇〇八年から外国人介護士の国内への受け入れが始まったが、この制度も介護地獄解消の切り札とはなりそうもない。何が問題の解決を阻むのか。インドネシア、フィリピン現地徹底取材。「介護の闇」に迫るドキュメント。

目次

  • プロローグ 同床異夢の“介護開国”
  • 第1章 楽園の向こう側—フィリピン介護難民
  • 第2章 ジャパニーズ・ドリームという幻想—介護ヘルパーになったフィリピーナたち
  • 第3章 官僚の罠—外国人介護士を跳ね返す行政の壁
  • 第4章 招かざる客—初手から潰されたインドネシア人介護士受け入れ
  • 第5章 虚妄の「移民国家論」—日本を見限る外国人介護士たち
  • 第6章 国民不在を招いた「政治」の機能不全—“票”につながらないテーマであるがゆえに
  • エピローグ 外国人「研修制度」と同じ過ちを繰り返すのか

「BOOKデータベース」 より

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