ノーベル賞の科学 : 21世紀の知を読みとく : なぜ彼らはノーベル賞をとれたのか

書誌事項

ノーベル賞の科学 : 21世紀の知を読みとく : なぜ彼らはノーベル賞をとれたのか

矢沢サイエンスオフィス編著

技術評論社, 2009.11-2010.7

  • 物理学賞編
  • 生理学医学賞編
  • 経済学賞編
  • 化学賞編

タイトル別名

21世紀の知を読みとくノーベル賞の科学 : なぜ彼らはノーベル賞をとれたのか

タイトル読み

ノーベルショウ ノ カガク : 21セイキ ノ チ オ ヨミトク : ナゼ カレラ ワ ノーベルショウ オ トレタノカ

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注記

物理学賞編: 303p, 生理学医学賞編: 335p, 経済学賞編: 295p, 化学賞編: 335p

おもな参考文献・資料: 物理学賞編p301-302, 生理学医学賞編p333-334, 経済学賞編p293-294, 化学賞編p333-334

内容説明・目次

巻冊次

生理学医学賞編 ISBN 9784774140599

内容説明

ノーベル賞はわれわれの時代の最大のミステリーのひとつである。この賞を手にした科学者たちは、たとえそれまで一般社会で無名であっても、受賞の瞬間から大見出しとともに新聞やTVで報じられて世界的有名人となり、地球上のどこへ行っても敬意をもって迎えられ、歴史にその名を刻まれ、あまつさえ人々に人生のよりよい生き方の見本を示すことまで期待される。これほどの社会的価値と効果をもつノーベル賞とはいったい何か?本書は、ノーベル賞受賞者たちの人間像とその研究業績に迫ることによって、ノーベル賞が秘める謎と秘密に迫ろうとしている。

目次

  • 2008年ノーベル生理学医学賞 リュック・モンタニエ—エイズウイルスの真の発見者を見極める長い道程
  • 2008年ノーベル生理学医学賞 ハラルド・ツア・ハウゼン—子宮頚がんを引き起こすパピローマウイルスを発見
  • 2007年ノーベル生理学医学賞 マリオ・カペッキ—「遺伝子操作」の道を切り拓いた寓話の主人公
  • 2005年ノーベル生理学医学賞 バリー・マーシャル、ロビン・ウォレン—自らピロリ菌の実験台となった研究者の執念
  • 2001年ノーベル生理学医学賞 リーランド・ハートウェル—細胞分裂の周期のしくみを解明する
  • 2000年ノーベル生理学医学賞 アルヴィド・カールソン—ドーパミン:脳内のメッセンジャーの発見
  • 1998年ノーベル生理学医学賞 ロバート・ファーチゴット—バイアグラ誕生を導いた情報伝達物質としての一酸化窒素の発見
  • 1997年ノーベル生理学医学賞 スタンリー・プルシナー—BSE(狂牛病)とクロイツフェルト・ヤコブ病の病原体プリオンを追い求めて
  • 1995年ノーベル生理学医学賞 クリスティアーネ・ニュスライン‐フォルハルト—“生命の奇跡”を解き明かした女性科学者
  • 1987年ノーベル生理学医学賞 利根川進—抗原抗体反応の謎を遺伝子レベルで解明〔ほか〕
巻冊次

経済学賞編 ISBN 9784774141763

内容説明

最近30年から、栄誉に輝いた11人の受賞者を選び、彼らの「人」と研究を解説。

目次

  • ノーベル経済学賞受賞者・単独インタビュー
  • 第1章 1976年ノーベル経済学賞 ミルトン・フリードマン—金が、金のみが経済のすべてである
  • 第2章 1981年ノーベル経済学賞 ジェームズ・トービン—ケインズ経済学を現代に蘇らせたチャンピオン
  • 第3章 1987年ノーベル経済学賞 ロバート・ソロー—パワフルな経済成長理論の開拓者
  • 第4章 1988年ノーベル経済学賞 モーリス・アレ—ドグマを拒否し続ける孤高の経済学者
  • 第5章 1994年ノーベル経済学賞 ジョン・ナッシュ—ゲーム理論を経済学に導入した輝ける頭脳と狂気
  • 第6章 1998年ノーベル経済学賞 アマルティア・セン—「厚生経済学」を深化させた最初のアジア人受賞者
  • 第7章 2002年ノーベル経済学賞 ダニエル・カーネマン、ヴァーノン・スミス—合理的な意思決定に逆らう人間行動の実験研究
  • 第8章 2005年ノーベル経済学賞 ロバート・オーマン、トーマス・シェリング—新しいゲーム理論で戦争と人間社会を読む
  • 第9章 2008年ノーベル経済学賞 ポール・クルーグマン—貿易理論の現代的マスターマインド
  • ノーベル経済学賞・全受賞者一覧(1969〜2009年)
巻冊次

化学賞編 ISBN 9784774142920

内容説明

最近30年から、栄誉に輝いた20人の受賞者を選び、彼らの「人」と研究を解説。

目次

  • ノーベル化学賞受賞者・巻頭インタビュー(サー・ハロルド・クロトー教授(1996年受賞) 宗教と“科学の心”—若者へのメッセージ;野依良治教授(2001年受賞) 日本の高等教育システムを変えなくてはいけない)
  • 2008年ノーベル化学賞 下村脩—クラゲの発光物質の発見が導いた生化学の新時代
  • 2007年ノーベル化学賞 ゲルハルト・エルトゥル—「表面化学」をいっきに前進させた男
  • 2003年ノーベル化学賞 ピーター・アグレ・ロデリック・マキノン—細胞膜の「水チャネル」と「イオンチャネル」を発見
  • 2002年ノーベル化学賞 田中耕一—生命の基本「たんぱく質」の質量を測る
  • 2002年ノーベル化学賞 クルト・ヴュートリヒ—巨大なたんぱく質分子の立体構造を描く新しいNMR
  • 2001年ノーベル化学賞 野依良治—「キラル触媒」で化学産業を変革した日本人
  • 2000年ノーベル化学賞 白川英樹—電気を通すプラスチックの発見者
  • 1996年ノーベル化学賞 ハロルド・クロトー・リチャード・スモーリー・ロバート・カール—“フラーレン”を発見した男たち
  • 1993年ノーベル化学賞 キャリー・マリス—DNA研究をいっきに前進させたPCR法を発見
  • 1989年ノーベル化学賞 シドニー・アルトマン・トーマス・チェック—「RNA」の新しい理解を導いた若き生化学者
  • 1988年ノーベル化学賞 ハルトムート・ミヒャエル・ヨハン・ダイゼンホーファー・ロベルト・フーバー—光合成たんぱく質の立体構造をはじめてとらえる
  • 1981年ノーベル化学賞 福井謙一・ロアルド・ホフマン—「フロンティア軌道理論」で化学反応のプロセスを証明
  • 1971年ノーベル化学賞 イリヤ・プリゴジン—「散逸構造」と「複雑系」の真のパイオニア

「BOOKデータベース」 より

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