ダライラマの外交官ドルジーエフ : チベット仏教世界の20世紀

書誌事項

ダライラマの外交官ドルジーエフ : チベット仏教世界の20世紀

棚瀬慈郎著

岩波書店, 2009.10

タイトル別名

ダライラマの外交官ドルジーエフ : チベット仏教世界の20世紀

ドルジーエフ : ダライラマの外交官 : チベット仏教世界の20世紀

タイトル読み

ダライ ラマ ノ ガイコウカン ドルジーエフ : チベット ブッキョウ セカイ ノ 20セイキ

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注記

ドルジーエフの肖像あり

ドルジーエフ関連略年表: 巻末p3-5

引用・参考文献: 巻末p6-10

内容説明・目次

内容説明

一九世紀末から一九三〇年代にかけて、ダライラマ一三世の側近として活躍したブリヤート系モンゴル人アグワン・ドルジーエフ(一八五四〜一九三八)の波乱の生涯を描く評伝。遊牧民の子として生れ、チベット仏教ゲルク派の最高学位を授与されたドルジーエフは、ロシア、英国、中国と渡りあって、仏教とチベットの独立を守るために奔走した。彼は、スターリン治下のソ連で悲劇的な最後を遂げたが、その構想は国家や民族の枠を超えて甦りつつある現在の内陸アジアの仏教世界の中に生きつづけている。

目次

  • 1 ラサへ
  • 2 ダライラマ一三世の外交官になる
  • 3 英国武装使節団、ラサを侵攻する
  • 4 イフ・フレーから北京へ
  • 5 ダライラマ一三世との別れ
  • 6 ロマノフ王朝の崩壊
  • 7 ソヴィエト体制下での活動
  • 8 死

「BOOKデータベース」 より

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