書誌事項

ハーンの文学世界

平川祐弘, 牧野陽子編

(講座小泉八雲 / 平川祐弘, 牧野陽子編, 2)

新曜社, 2009.11

タイトル別名

Lafcadio Hearn

タイトル読み

ハーン ノ ブンガク セカイ

大学図書館所蔵 件 / 129

この図書・雑誌をさがす

注記

文献: 論末

内容説明・目次

内容説明

ギリシャに生まれ、アイルランド、北米、マルティニーク、松江など地球の周辺地域で暮らしたハーン。近代化・産業化にともなう混淆化現象に注目し、文明の影の部分をも記録した作家は、今や時代の先端を行く小泉八雲として新鮮な逆光を浴びている。

目次

  • 心の中の母—「阿弥陀寺の比丘尼」考
  • 聖なる樹々—ラフカディオ・ハーン「青柳物語」と「十六桜」について
  • 民話を語る母—ラフカディオ・ハーン『ユーマ』について
  • 転生する女たち—鴻斎・ハーン・漱石再論
  • カラードの幻惑—『仏領西インド諸島の二年間』にみるハーンの人種観
  • 色の思索者—ラフカディオ・ハーンによるマルティニックと横浜の描写
  • 死者の霊に向き合う作家たち—ハーン、イェイツ、ベケット
  • ユーマ、黒いキリスト
  • 『ゴンボ・ゼーブ』の三層構造
  • ハーンのイスラム諸国物語—主要三作品の典拠と注解〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ