ハーンの文学世界
著者
書誌事項
ハーンの文学世界
(講座小泉八雲 / 平川祐弘, 牧野陽子編, 2)
新曜社, 2009.11
- タイトル別名
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Lafcadio Hearn
- タイトル読み
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ハーン ノ ブンガク セカイ
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注記
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
ギリシャに生まれ、アイルランド、北米、マルティニーク、松江など地球の周辺地域で暮らしたハーン。近代化・産業化にともなう混淆化現象に注目し、文明の影の部分をも記録した作家は、今や時代の先端を行く小泉八雲として新鮮な逆光を浴びている。
目次
- 心の中の母—「阿弥陀寺の比丘尼」考
- 聖なる樹々—ラフカディオ・ハーン「青柳物語」と「十六桜」について
- 民話を語る母—ラフカディオ・ハーン『ユーマ』について
- 転生する女たち—鴻斎・ハーン・漱石再論
- カラードの幻惑—『仏領西インド諸島の二年間』にみるハーンの人種観
- 色の思索者—ラフカディオ・ハーンによるマルティニックと横浜の描写
- 死者の霊に向き合う作家たち—ハーン、イェイツ、ベケット
- ユーマ、黒いキリスト
- 『ゴンボ・ゼーブ』の三層構造
- ハーンのイスラム諸国物語—主要三作品の典拠と注解〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より