日本SF精神史 : 幕末・明治から戦後まで

書誌事項

日本SF精神史 : 幕末・明治から戦後まで

長山靖生著

(河出ブックス, 007)

河出書房新社, 2009.12

タイトル別名

日本SF精神史 : 幕末明治から戦後まで

タイトル読み

ニホン SF セイシンシ : バクマツ メイジ カラ センゴ マデ

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注記

主要参考文献: p225-227

内容説明・目次

内容説明

日本SFの誕生から百五十年、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか—。幕末期の架空史から、明治の未来小説・冒険小説、大正・昭和初期の探偵小説・科学小説、そして戦後の現代SF第一世代まで、近代日本が培ってきたSF的想像力の系譜を、現在につながる生命あるものとして描くと同時に、文学史・社会史のなかにSF的作品を位置づけ直す野心作。

目次

  • 序章 近代日本SF史—「想像/創造」力再生の試み
  • 第1章 幕末・維新SF事始—日本SFは百五十歳を超えている
  • 第2章 広がる世界、異界への回路
  • 第3章 覇権的カタルシスへの願望—国権小説と架空史小説
  • 第4章 啓蒙と発明のベル・エポック
  • 第5章 新世紀前後—未来戦記と滅亡テーマ
  • 第6章 三大冒険雑誌とその時代
  • 第7章 大正期未来予測とロボットたち
  • 第8章 「新青年」時代から戦時下冒険小説へ—海野十三の可能性
  • 第9章 科学小説・空想科学小説からSFへ

「BOOKデータベース」 より

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