天平の三姉妹 : 聖武皇女の矜持と悲劇

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天平の三姉妹 : 聖武皇女の矜持と悲劇

遠山美都男著

(中公新書, 2038)

中央公論新社, 2010.1

Title Transcription

テンピョウ ノ サンシマイ : ショウム コウジョ ノ キョウジ ト ヒゲキ

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Note

参考文献: p274-276

関係年表: p277-282

Description and Table of Contents

Description

聖武天皇には三人の娘がいた。生涯不婚を定められ、孝謙天皇(重祚して称徳天皇)となって権力を振るった阿倍内親王。光仁天皇の皇后でありながら、夫を呪詛したとして大逆罪に処された井上内親王。恵美押勝の乱に加わった夫を失った後、息子たちの謀反に連坐、流罪とされて没年すら伝わらない不破内親王。凄惨な宮廷闘争の背景にあったのは何か—。皇位継承の安定のために人生を翻弄された三人の皇女の物語。

Table of Contents

  • 序章 松虫寺の墓碑銘
  • 第1章 三姉妹の誕生
  • 第2章 それぞれの出発
  • 第3章 塩焼王流刑
  • 第4章 遺詔
  • 第5章 道祖王、杖下に死す
  • 第6章 今帝、湖畔に果つ
  • 第7章 姉妹の同床異夢
  • 第8章 皇后の大逆罪
  • 第9章 返逆の近親
  • 終章 松虫姫のゆくえ

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