日蓮と一遍 : 予言と遊行の鎌倉新仏教者
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書誌事項
日蓮と一遍 : 予言と遊行の鎌倉新仏教者
(日本史リブレット人, 033)
山川出版社, 2010.2
- タイトル別名
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Nichiren to Ippen
- タイトル読み
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ニチレン ト イッペン : ヨゲン ト ユギョウ ノ カマクラ シンブッキョウシャ
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注記
参考文献: 巻末
一遍とその時代: 巻末. 日蓮とその時代: 巻末
内容説明・目次
内容説明
中世人からの「戦争と平和」のメッセージ。前近代戦を決するのは、軍事力と祈祷力であった。この祈祷力を担うのはもちろん、宗教者。十三世紀の蒙古襲来の時代、この祈祷をめぐり三つの歴史絵巻が世を彩った。一つは、天皇と武家の両王権を結んだ西大寺流(叡尊と忍性)による異国調伏の祈祷絵巻。二つは、両王権からも疎んじられてなお多弁に説き続けた日蓮の予言絵巻。三つは、全ての権力も超越し、貝の如く口を閉ざして乱舞した一遍の踊念仏絵巻。
目次
- 日本人と蒙古襲来
- 1 二人の歴史環境—中世国家と宗教
- 2 神祇との出会い—受容と変容
- 3 仏国土の構築—法華と念仏
- 4 二つの蒙古襲来—列島の北と南から
- 仏教の世俗化の果てにみた夢
「BOOKデータベース」 より