新・現代歴史学の名著 : 普遍から多様へ
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新・現代歴史学の名著 : 普遍から多様へ
(中公新書, 2050)
中央公論新社, 2010.3
- タイトル別名
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新現代歴史学の名著 : 普遍から多様へ
現代歴史学の名著 : 新 : 普遍から多様へ
- タイトル読み
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シン ゲンダイ レキシガク ノ メイチョ : フヘン カラ タヨウ エ
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内容説明・目次
内容説明
二十世紀末の世界における大きな二つの変化—冷戦に依拠した支配体制の終焉と、グローバル化のさらなる加速—は、当然ながら歴史学にも大きな影響を与えた。旧来の問題設定が無効化した後、進行形の現実の変容に、いかに対峙していくべきか。本書では、現在の歴史学の問題意識を体現する代表的著作を精選し、その意義を読み解く。いま必要な、歴史という経験に学ぶための新たな視座がここにある。
目次
- ニーダム『中国の科学と文明』
- 梅棹忠夫『文明の生態史観』
- ゲイ『ワイマール文化』
- ウォーラーステイン『近代世界システム』
- ル・ロワ・ラデュリ『モンタイユー』
- ギンズブルグ『チーズとうじ虫』
- ル・ゴフ『もうひとつの中世のために』
- サイード『オリエンタリズム』
- 網野善彦『無縁・公界・楽』『日本中世の非農業民と天皇』
- アンダーソン『定本想像の共同体』
- ブリッグズ『イングランド社会史』
- ノラ編『記憶の場』
- クールズ『ファロスの王国』
- オブライエン『帝国主義と工業化』
- コッカ『歴史と啓蒙』
- メドヴェージェフ『1917年のロシア革命』
- ダワー『敗北を抱きしめて』
- 速水融編著『近代移行期の人口と歴史』『近代移行期の家族と歴史』
「BOOKデータベース」 より