聖母マリア崇拝の謎 : 「見えない宗教」の人類学
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聖母マリア崇拝の謎 : 「見えない宗教」の人類学
(河出ブックス, 016)
河出書房新社, 2010.4
- タイトル別名
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聖母マリア崇拝の謎 : 見えない宗教の人類学
- タイトル読み
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セイボ マリア スウハイ ノ ナゾ : ミエナイ シュウキョウ ノ ジンルイガク
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注記
参考文献: p234-238
内容説明・目次
内容説明
人類の歴史をとおして、おそらく聖母マリアほどに、あらゆる時代を超え、民族を超え、人びとの心をとらえた母なるものは存在しない。キリスト教の起源にさかのぼる「神の母」論争、古代ケルト以来、西欧社会の古層に黒いマリアとして封印され、マグダラのマリアとして押し込められ、カオスのように広がりつづけてきた「見えない宗教」としてのマリア崇拝。二つの視点から「謎」の解明に迫る。
目次
- 今、なぜ聖母マリアなのか—歴史の揺らぎの中から
- 第1部 聖母マリアの源流を探る—古代オリエントの地母神から(聖なる花嫁—旧約聖書『雅歌』;豊穣と勝利の女神—ウガリット神話;祝婚の花嫁と悲嘆の花嫁—アドニス神話から;バァール宗教とヤハウェ宗教)
- 第2部 聖母マリアとマグダラのマリア(聖母マリアの誕生—新約聖書『福音書』から;マリア学の形成;黒いマリア—「わたしは黒いけれども美しい」(雅歌1:5);マリアの出現)
「BOOKデータベース」 より