西周 : 兵馬の権はいずこにありや
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書誌事項
西周 : 兵馬の権はいずこにありや
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2010.5
- タイトル読み
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ニシ アマネ : ヘイバ ノ ケン ワ イズコ ニ アリヤ
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注記
参考文献一覧: p215-217
西周略年譜: p221-229
内容説明・目次
内容説明
西周(にしあまね、一八二九〜一八九七)啓蒙思想家・教育者。津和野に生まれ、徳川慶喜に軍事顧問として仕える。明治維新後は明六社の啓蒙思想家として、「哲学」という言葉を創るとともに、軍制の整備にも奔走。日本の近代化のために尽力した西周の、新たな人物像を描き出す。
目次
- 第1章 オランダ留学から幕府目付へ(オランダ留学前史;栄光のオランダ留学;『百一新論』;将軍慶喜の側近として)
- 第2章 鳥羽伏見の戦いから彰義隊の乱へ(旧幕府軍「戦略」の不在;江戸無血開城;彰義隊の乱;西周、旧藩主に召し出される)
- 第3章 啓蒙主義的「明六社」の社員として(「明六社」発足の頃;「明六社」を打つ大波;「人生三宝説」;『明六雑誌』の終焉)
- 第4章 西南戦争から竹橋騒動へ(西南戦争;近代的軍事組織のエートス;「兵家徳行」;「軍人訓戒草稿」;「兵賦論」)
- 第5章 最晩年(「交詢社」と私擬憲法論争;学士会院・獨逸学協会;中風の足を引きずって)
「BOOKデータベース」 より