教育は不平等を克服できるか
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教育は不平等を克服できるか
(叢書中国的問題群, 8)
岩波書店, 2010.6
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キョウイク ワ フビョウドウ オ コクフク デキルカ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
302.22||So63||8110043811
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Library of Education, National Institute for Educational Policy Research
302.22||95||8400055013
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Library, Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization図
AECC||37||K817560202
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Note
参考文献: p161-168
基本書案内: p169-173
Description and Table of Contents
Description
現代中国では、日本と違って都市と農村の間で教育機会をめぐるすさまじい格差がみられます。なぜ学校成績至上主義が強く、学歴社会化が急速に進行し、進学競争が激烈なのでしょうか?学生の留学熱・頭脳流出・留学生の帰国熱などの現象をどう見るか?教育をめぐるさまざまな格差・不平等の実態を、都市と農村の教育現場と統計調査から明らかにし、この百年の間に格差・不平等克服のためのどのような取り組みがあったのか、それがどのような事態をもたらして今日に到っているのかを明らかにします。
Table of Contents
- 第1章 学歴社会への前奏曲—清末における科挙制度と近代教育の出会い
- 第2章 教育の大衆化という夢—民国期における教育改革の試み
- 第3章 格差なき教育を求めて—社会主義体制下の教育制度
- 第4章 学歴社会の誕生—改革開放がもたらした「伝統回帰」
- 第5章 海帰・海待—海外留学の光と影
- 第6章 改革開放の三〇年—教育の中の「中国的問題群」
- おわりに—教育は不平等を克服できるか
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