公立大学の誕生 : 近代日本の大学と地域
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書誌事項
公立大学の誕生 : 近代日本の大学と地域
名古屋大学出版会, 2010.7
- タイトル別名
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公立大学の誕生 : 近代日本の大学と地域
- タイトル読み
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コウリツ ダイガク ノ タンジョウ : キンダイ ニホン ノ ダイガク ト チイキ
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注記
学位論文「近代日本公立大学成立史研究」 (2000年, 名古屋大学) を改稿したもの
内容説明・目次
内容説明
大学と地域の関係はいかにあるべきか。初の公立大学である大阪医科大学の学長、佐多愛彦の大学論に着目し、公立大学理念の形成過程を解明。大学令の成立経緯を考察しつつ、各地での公立大学設立への動きを周到にたどり、近年急増した公立大学を根源から見つめ直す。
目次
- 第1編 “大学と地域”の思想(公立大学理念の形成)
- 第2編 大学令の成立(高等教育政策における方針転換;教育調査会における大学制度改革論議—大学の法制構造論と研究体制論の転換;臨時教育会議における研究体制論と公立大学規定;公立大学繰入金の制度的基盤—京都府立医科大学の事例を手がかりに)
- 第3編 昇格運動の展開(単科大学の制度化と「昇格」とのジレンマ—府立大阪医科大学への「昇格」運動;官立大学志向の構造—愛知医科大学への昇格運動;帝国大学との競合—京都府立医科大学への昇格運動;県立移管と大学昇格—熊本医科大学への昇格運動;公立大学理念の継承—大阪商科大学への昇格運動と関一の「市立大学論」)
「BOOKデータベース」 より