外務省革新派 : 世界新秩序の幻影
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外務省革新派 : 世界新秩序の幻影
(中公新書, 2059)
中央公論新社, 2010.6
- タイトル読み
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ガイムショウ カクシンハ : セカイ シンチツジョ ノ ゲンエイ
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注記
参考文献: p315-328
索引: p329-332
内容説明・目次
内容説明
一九三八年七月、時の外相宇垣一成の私邸を八人の青年外交官が訪れ、所信を披瀝するとともに、彼らがリーダーと仰ぐ白鳥敏夫の外務次官起用を強く訴えた—ときに軍部以上の強硬論を吐き、軍部と密着して外交刷新を実現しようと行動した外務省革新派。彼らが主張した「皇道外交」は、満洲事変後の「世界史的大変動」の中で大衆に受け入れられ、世論を先導していく。戦争へ向かう時代を新たな角度で切り取る意欲作。
目次
- プロローグ 八人の青年外交官
- 第1章 外務省革新同志会
- 第2章 満洲事変の衝撃
- 第3章 皇道外交
- 第4章 「人民戦線諸国」対「全体主義諸国」
- 第5章 現状維持派との対決
- 第6章 新秩序を目指して
- 第7章 その後の革新派
- エピローグ 外務省革新派の歴史的役割
「BOOKデータベース」 より