経済危機下の家計行動の変容
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経済危機下の家計行動の変容
(日本の家計行動のダイナミズム, 6)
慶應義塾大学出版会, 2010.6
- タイトル読み
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ケイザイ キキカ ノ カケイ コウドウ ノ ヘンヨウ
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注記
そのほかの編者: 照山博司, 山本勲, 樋口美雄, 慶應-京大連携グローバルCOE
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
非正規雇用、失業、転職の実態を描き出す。世界的な経済金融危機を受け、雇用不安が日本を覆う。どのような家計がどう影響を受け、どう対処したか。はたして市場の効率性や公正性は保たれているのか。2009年1月の最新調査までを含んだ詳細なパネル・データを用いて、個々の家計の動きを追い、多角的に分析する。KHPS(Keio Household Panel Survey)6年間の調査結果にもとづく家計行動の動態分析。
目次
- 第1部 KHPSの標本特性(景気変動と家計行動—KHPS2009年調査から)
- 第2部 市場の質と経済危機下の家計行動(2000年代後半の貧困動態とその要因;雇用の非正規化と所得格差;景気後退期の就業行動の変化;仕事の「満足度」と転職;景気変動と家計消費の変動—日本の家計消費は平滑化しているか;家計の借入行動と景気変動;住宅購入計画と目標貯蓄の歪み—景気変動による予想と現実の乖離)
- 第3部 家計行動変容の諸相(消費支出データの計測誤差とその相関構造;家計別インフレ率の分布とその持続性—食料・エネルギー価格の高騰が家計に与えた影響;競争上公正性から見た我が国の労働市場の質—正規・非正規労働市場の垣根に関する実証分析)
「BOOKデータベース」 より