ニッポンの海外旅行 : 若者と観光メディアの50年史

書誌事項

ニッポンの海外旅行 : 若者と観光メディアの50年史

山口誠著

(ちくま新書, 854)

筑摩書房, 2010.7

タイトル読み

ニッポン ノ カイガイ リョコウ : ワカモノ ト カンコウ メディア ノ 50ネンシ

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注記

引用・参照文献: p242-245

関連年表: p246-254

内容説明・目次

内容説明

「最近の若者は海外旅行に行かなくなった」といわれて久しい。二十代の出国者数は一九九六年にピークを迎え、十年あまりで半減した。それを若者の変化だけで問題化するのは正しくない。海外旅行の形も、大きく変わってきたのである。本著は『何でも見てやろう』、「地球の歩き方」、『深夜特急』、「猿岩石」など、時代を象徴するメディアとそれらが生まれた社会状況を分析し、日本の若者が海外をどう旅してきたのかを振り返る。そして現在の海外旅行が孕む問題の本質を、鮮やかな社会学的アプローチで明らかにする。

目次

  • はじめに—「なぜ最近の若者は海外旅行に行かなくなったのか」という問題
  • 第1章 「海外」と「観光」の系譜
  • 第2章 「歩く」旅の源流—1960s
  • 第3章 日本の若者たちが、ヨーロッパを歩き出す—1970s
  • 第4章 『深夜特急』に乗って、アジアを「発見」する—1980s
  • 第5章 海外で「日本」を生きる—1990s
  • 第6章 「買い・食い」中心の短期旅行、やがて旅行離れ—2000s

「BOOKデータベース」 より

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