戦争記憶論 : 忘却、変容そして継承

書誌事項

戦争記憶論 : 忘却、変容そして継承

関沢まゆみ編

昭和堂, 2010.7

タイトル別名

戦争記憶論 : 忘却変容そして継承

タイトル読み

センソウ キオクロン : ボウキャク ヘンヨウ ソシテ ケイショウ

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内容説明・目次

内容説明

歴史認識をめぐる議論の沸騰の中、いま世界中で「記憶ブーム」と呼ばれるほどにメモリースタディーズが流行。集合的記憶と個人的記憶など、欧米社会学の先端的な記憶論を中心に、民俗学と歴史学が参加して、記憶と忘却、謝罪と悔恨、悲劇とトラウマなど、戦争体験の記憶と語りをめぐる問題に鋭く迫る。

目次

  • 戦争体験の社会的記憶と語り
  • 忘却、記憶、そして哀悼の不可能性
  • 記念の本質
  • 悔恨の価値—ドイツの教訓
  • 規範化される語り—イスラエルの二つの戦争と世代
  • 戦跡と語り—日露戦争の旅順戦跡をめぐって
  • 写真という記憶装置—一九四五年八月のナガサキ
  • 歌で語る—沖縄戦と平和をめぐる文化的記憶と政治性
  • 「戦争と死」の記憶と語り—フランスの二つの事例より
  • トラウマの社会学—社会的暴力に関する記憶の想起、忘却、修正〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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