万葉集隠された歴史のメッセージ
著者
書誌事項
万葉集隠された歴史のメッセージ
(角川選書, 470)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.7
- タイトル別名
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万葉集 : 隠された歴史のメッセージ
- タイトル読み
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マンヨウシュウ カクサレタ レキシ ノ メッセージ
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注記
引用文献一覧: p281-285
学びの導き手: p285-290
内容説明・目次
内容説明
現代の私たちにも深い感動を与えてやまない『万葉集』は何のために編集されたのか、どのような姿の“書物”であったのか。「かな」発明以前に、漢字を用いて“やまと歌”を書くための技術をどのように開発し、それが“やまと歌”にどのような広がりを与えたのか。万葉歌人の歌の魅力を堪能しながら『万葉集』の全体を通覧する。平安時代から鎌倉時代に作られた書の名手による『万葉集』の古写本の美しさについても伝える一冊。
目次
- 第1章 『万葉集』という「書物」—「やまと歌」による“歴史”の創造(「書物」としての『万葉集』;皇統の“始祖”—一番歌・雄略御製;満ち足りた実りの国—二番歌・舒明御製 ほか)
- 第2章 万葉歌人たちの詩の技法(額田王の“媚態(コケットリー)”;柿本人麻呂の想像力;山上憶良の悟り得ぬ心 ほか)
- 第3章 漢字に託す心—漢字で書かれた「やまと歌」(巻一の書記法—記憶に支えられた大胆な表記;『万葉集』の“文字法”;漢字から「かな」へ)
- 第4章 万葉集古写本の世界
「BOOKデータベース」 より