長崎を識らずして江戸を語るなかれ
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書誌事項
長崎を識らずして江戸を語るなかれ
(平凡社新書, 565)
平凡社, 2011.1
- タイトル別名
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長崎を識らずして江戸を語るなかれ
- タイトル読み
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ナガサキ オ シラズ シテ エド オ カタルナカレ
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注記
おもな参考文献: p197-199
長崎遊学者名簿一覧: p200-210
内容説明・目次
内容説明
江戸幕府が、オランダ人を長崎の出島に強制移住させてから、日米和親条約が締結されるまで約二〇〇年間続いた鎖国時代。唯一、西欧との取引が許された長崎には、各藩から、数多くの志のある者たちが最新の知識や情報を求めてやって来た。平和な時代が長く続いた江戸期に花開いた数々の文化は、彼らが長崎遊学を果たし、各藩に持ち帰ったものだったのだ。江戸が、いかに長崎の影響を受けたのか。地方別「長崎遊学者名簿一覧」付き。
目次
- 第1章 文化の中心は長崎だった(江戸と長崎;京都の貴族文化;大阪の町人文化;江戸の庶民文化)
- 第2章 江戸と京都を長崎がつなぐ(江戸っ子のコンプレックス;三越が結ぶ江戸と長崎;江戸参府と日蘭交流)
- 第3章 長崎が生んだ三巨星(長崎へのアプローチ;最初の天文地理学者、西川如見;江戸蘭学の父、吉雄幸左衛門耕牛;西洋砲術の三角者、高島秋帆)
- 第4章 外国船入港事件簿(最後の南蛮船サン・ジョアン号;英国船リターン号;米船エリザ・オブ・ニューヨーク号;英軍艦フェートン号;オランダの蒸気船スンビン号)
- 第5章 全国から集まった遊学者たち(長崎遊学とは;前期の遊学者;中期の有学者;長崎遊学者名簿)
「BOOKデータベース」 より