江戸の本づくし : 黄表紙で読む江戸の出版事情

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江戸の本づくし : 黄表紙で読む江戸の出版事情

鈴木俊幸著

(平凡社新書, 566)

平凡社, 2011.1

タイトル別名

江戸の本づくし : 黄表紙で読む江戸の出版事情

タイトル読み

エド ノ ホンズクシ : キビョウシ デ ヨム エド ノ シュッパン ジジョウ

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内容説明・目次

内容説明

黄表紙『御存商売物』のおはなしは、赤本、黒本、青本、洒落本、柱隠しに一枚絵、吉原細見、咄本…江戸の出版物が人の姿で総登場する、娘かどわかしのてんやわんや。絵の謎を解き、地口やしゃれを十分に味わうとき、草紙が息づく都市江戸の文化が見えてくる。

目次

  • 第1章 上巻—今をときめく浮世絵や戯作の草紙たち、その蔭で上方本の画策にのせられる赤本・黒本(作者北尾政演の口上(一オ);夢のはじまり(一ウ二オ);「青本」宅、月並みの「会」(二ウ三オ) ほか)
  • 第2章 中巻—浅草・吉原のにぎわい、一枚摺や芸能関係の草紙たちと旧態を保つ草紙たち、そして悪事の決行(浅草奥山、覗きからくり(六オ);浅草二十軒茶屋(六ウ七オ);遊女「錦絵」の座敷(七ウ八オ) ほか)
  • 第3章 下巻—唐詩選・源氏物語など書物の力による秩序回復、草紙と江戸の繁栄、めでたしめでたし(「柱隠し」捜索(一一オ);乗せられる「一枚絵」、「吉原細見」の男気(一一ウ一二オ);「一枚絵」殴り込み(一二ウ一三オ) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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