聖書と比喩 : メタファで旧約聖書の世界を知る
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聖書と比喩 : メタファで旧約聖書の世界を知る
慶應義塾大学出版会, 2011.2
- タイトル読み
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セイショ ト ヒユ : メタファ デ キュウヤク セイショ ノ セカイ オ シル
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注記
主要引用文献: p242-243
引用した聖書: p244-246
内容説明・目次
内容説明
古代と現代の言葉をつなぐ奇跡、メタファ。古代ヘブライ人のしなやかな言語観は、時空を超えて、現代の私たちに何を語りかけているのだろうか。本書はメタファの仕組みを解析しながら、数千年前に描かれた難解な古代ヘブライ語の表現世界をやさしく読み解いていく。言語の歴史的変化を扱うフィロロジストと、現代の言語データを理論に基づいて分析するセオリストの協働研究によって実現した『旧約聖書』の通時的視点かつ共時的視点の統合。巻末には、その分析リストを掲載した。180にわたる項目は、聖書の読解のみならず、日常の英語表現や欧米の文学作品及び映画などにみられる比喩表現の読み解きにも役立つだろう。
目次
- 第1部 聖書の扉を開く(『旧約聖書』の世界;『旧約聖書』と古代世界;子音文字の記憶 ほか)
- 第2部 メタファの扉を開く(天地創造と「光」;「概念」と日常に溢れる比喩)
- 第3部 メタファを通して聖書の扉を開く(『旧約聖書』のメタファ;翻訳とメタファの変容)
- 付録—聖書の比喩表現分析リスト
「BOOKデータベース」 より