名作英文学を読み直す
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名作英文学を読み直す
(講談社選書メチエ, 492)
講談社, 2011.2
- タイトル読み
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メイサク エイブンガク オ ヨミナオス
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注記
参考書目: p287-291
内容説明・目次
内容説明
『秘密の花園』『赤毛のアン』=少女小説。『ロビンソン・クルーソー』『ホビット』=冒険小説。そう思い込んできたみなさん、慣れ親しんできたこうした作品には技アリ、しかけアリ、意外な意味がたくさん隠されているものです。「東大生だって、英文学に通暁しているわけじゃない。恥ずかしながら五十路になってやっと、そんな学生たちの微妙な空気を読み取っておもしろおかしい講義ができるようになった(はず)」とのたまう東大教授が、豊穣な英文学の世界に案内。
目次
- 第1部 物語の中の「もう一つの物語」(隠されたテクスト—『秘密の花園』にはどんな花が咲いているのだろう?;『ロビンソン・クルーソー』とモノモノモノ—モノの饗宴と小説の誕生;ほんとうはこんなに笑えるトールキン—ユーモアのレトリックを発掘する;『赤毛のアン』現象を読む—ひそかに抹殺された「物語」)
- 第2部 時代が生み出した「別の物語」(不倫千年—アーサー王伝説を造り上げてきた三角形;つわものたちの夢—マクベスの主題にもとづく変奏曲;変貌するテクスト—『荒涼館』にはなぜ様々な花が咲くのだろう?)
「BOOKデータベース」 より