都市を生きぬくための狡知 : タンザニアの零細商人マチンガの民族誌
著者
書誌事項
都市を生きぬくための狡知 : タンザニアの零細商人マチンガの民族誌
世界思想社, 2011.2
- タイトル別名
-
Ujanja
アフリカ都市零細商人の商慣行に関する人類学的研究
- タイトル読み
-
トシ オ イキヌク タメ ノ コウチ : タンザニア ノ レイサイ ショウニン マチンガ ノ ミンゾクシ
大学図書館所蔵 件 / 全234件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士学位論文 「アフリカ都市零細商人の商慣行に関する人類学的研究」(京都大学, 2009年) と既発表論文をもとに大幅に加筆・修正を加えたもの
参照文献: p366-380
内容説明・目次
内容説明
嘘や騙しをふくむ熾烈な駆け引きを展開するマチンガ。彼らのアナーキーな仲間関係や商売はどのように成りたっているのか。みずから古着を売り歩き、500人以上の常連客をもった著者が、ストリートで培われる狡知(ウジャンジャ)に着目して解き明かす。
目次
- 序論(マチンガと都市を生きぬくための狡知;ムワンザ市の古着商人と調査方法 ほか)
- 第1部 騙しあい助けあう狡知—マチンガの商慣行を支える実践論理と共同性(都市を航海する—商慣行を支える実践論理と共同性;ウジャンジャ—都市を生きぬくための狡知 ほか)
- 第2部 活路をひらく狡知—マチンガの商慣行と共同性の歴史的変容(「ネズミの道」から「連携の道」へ—古着流通の歴史とマチンガの誕生;商慣行の変化にみる自律性と対等性)
- 第3部 空間を織りなす狡知—路上空間をめぐるマチンガの実践(弾圧と暴動—市場へ移動する条件;「あいだ」で生きる—路上という舞台)
- 結論(ウジャンジャ・エコノミー)
「BOOKデータベース」 より