経済思想のなかの貧困・福祉 : 近現代の日英における「経世済民」論

書誌事項

経済思想のなかの貧困・福祉 : 近現代の日英における「経世済民」論

小峯敦編著

ミネルヴァ書房, 2011.3

タイトル別名

経済思想のなかの貧困・福祉 : 近現代の日英における「経世済民」論

経済思想のなかの貧困福祉 : 近現代の日英における経世済民論

タイトル読み

ケイザイ シソウ ノ ナカ ノ ヒンコン・フクシ : キンゲンダイ ノ ニチエイ ニオケル「ケイセイ サイミン」ロン

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

経済学数百年の歴史の中で、理想となる「良き社会」と経済システムとの両立に苦慮した思想家たち—スミス、マルサス、ハイエク、ブレア、高田保馬等—の言説を、貧困・福祉という観点から再検討し、「富とは何か」「幸福とは何か」という古くて新しい課題を現代的視点から再検討した1冊。

目次

  • なぜ経済思想から見た福祉なのか
  • 第1部 資本主義勃興期の経済思想(アダム・スミスにおける貧困と福祉の思想—高賃金の経済と国家の政策責任;マルサスの救貧思想—一時的救済の原理と実際的根拠;マルクスにおける国家論と社会政策—資本の機能的要請と階級的関係とを踏まえて)
  • 第2部 福祉国家をめぐる経済思想(1910‐1920年代における福祉の経済思想—社会と経済の分離・包含・併存;家族手当をめぐる1920年代の多様な構想—フェミニズム・標準家族・非標準家族;ハイエクの福祉国家批判と理想的制度論—自由な市場秩序の前提条件;ブレア新労働党の社会経済思想—公平と効率の調和と社会的排除概念)
  • 第3部 近現代日本の経済思想(太宰春台と中井竹山の「経済」思想—江戸期の「厚生」と社倉・「固寧」;高田保馬の貧困論—貧乏・人口・民族)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB05315702
  • ISBN
    • 9784623058471
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xi, 357p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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