中国・台湾における日本像 : 映画・教科書・翻訳が伝える日本
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書誌事項
中国・台湾における日本像 : 映画・教科書・翻訳が伝える日本
東方書店, 2011.3
- タイトル別名
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中国台湾における日本像 : 映画教科書翻訳が伝える日本
- タイトル読み
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チュウゴク タイワン ニオケル ニホンゾウ : エイガ キョウカショ ホンヤク ガ ツタエル ニホン
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内容説明・目次
内容説明
現代中国・台湾の映画・教科書・翻訳作品など、日本情報を伝達する種々のメディアに映し出される日本・日本人像を明らかにする。“反日”“親日”にとどまらない複雑な対日イメージが生み出される背景を探ると、内政問題や日中関係の軋轢、人々の価値観の変化が見えてくる。日本という“合わせ鏡”に映し出された現代中国・台湾の実情にも光を当てる。
目次
- 第1章 鏡合わせの中国人と日本人—中国映画に投影される日中両国(見えざるものから顕在化するものへ—戦前戦後の中国映画に描かれた“日本・日本人”;改革開放と共に—高倉健・張芸謀・残留孤児 ほか)
- 第2章 愛憎を繋ぐ虹の架け橋—台湾映像作品にみる日本と台湾人(台湾映像作品中の“善良な日本人”;日台の希望を繋ぐ虹の橋—『海角七号』 ほか)
- 第3章 「大虐殺」という“記憶の証明”—歴史教科書における南京事件(教科書(1986)における南京事件—「血なまぐさい大虐殺」の再現;教科書(1995)と南京事件—多様な“罪業”の中に埋没する事件 ほか)
- 第4章 新たな日本像への胎動—日本語教科書における日本(日本語学科の学生に芽生えた新しい“日本人イメージ”;中国における日本語ブームと日本語学習の動機 ほか)
- 第5章 中国における「村上熱」—ブームの背景と林少華の翻訳について(中国における「村上熱」—日本文学最大のブーム;「村上熱」の原因—中国人にとっての魅力 ほか)
「BOOKデータベース」 より