日本の国境問題 : 尖閣・竹島・北方領土

書誌事項

日本の国境問題 : 尖閣・竹島・北方領土

孫崎享著

(ちくま新書, 905)

筑摩書房, 2011.5

タイトル別名

日本の国境問題 : 尖閣竹島北方領土

タイトル読み

ニホン ノ コッキョウ モンダイ : センカク・タケシマ・ホッポウ リョウド

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内容説明・目次

内容説明

海に囲まれた島国・日本にあっても、周辺には解決が困難な国境問題を抱えている。尖閣・竹島・北方領土。領土は魔物である。それが目を覚ますと、ナショナリズムが燃え上がる。経済的不利益に、自国の歴史を冒涜されたという思いも重なり、一触即発の事態に発展しやすい。突き詰めれば、戦争はほぼすべて領土問題に端を発する—。中ソ国境紛争やイラン・イラク戦争の現場に外交官として赴任、情報収集にあたり、その後、防衛大学校教授として日本の安全保障を研究・分析した外交と国防の大家が論点を腑分け。平和国家・日本の国益に適った戦略を明かす。

目次

  • 第1章 血で血を洗う領土問題—私がみた現代世界の国境紛争
  • 第2章 尖閣諸島をめぐる日中の駆け引き—戦後の尖閣諸島史
  • 第3章 北方領土と米ロの思惑—大国の意図に踊る日本
  • 第4章 日米同盟は役に立つのか—米国にとっての日本領土
  • 第5章 領土問題の平和的解決—武力を使わせない知恵
  • 第6章 感情論を超えた国家戦略とは—よりよい選択のために

「BOOKデータベース」 より

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