トヨタ人事方式の戦後史 : 企業社会の誕生から終焉まで
著者
書誌事項
トヨタ人事方式の戦後史 : 企業社会の誕生から終焉まで
(MINERVA社会学叢書, 35)
ミネルヴァ書房, 2011.6
- タイトル読み
-
トヨタ ジンジ ホウシキ ノ センゴシ : キギョウ シャカイ ノ タンジョウ カラ シュウエン マデ
大学図書館所蔵 件 / 全169件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献: p649-656
内容説明・目次
内容説明
1940年から2000年までの60年間にトヨタ社内報で報道された人事関連記事をもとに構築した、6万人/25万レコードにも及ぶ独自の量的キャリアデータとトヨタ社員への面接記録による質的データを駆使しながら、企業社会トヨタの競争構造を詳細かつ網羅的に分析。まさにトヨタ研究の決定版といえる一冊である。
目次
- 問題意識と本書の構成—企業社会研究の意義
- 第1部 人事空間概念とその適用(人事空間の構成要素—人事構造と人事意識の矛盾;トヨタ人事データの構造と構成—戦後トヨタの人事発生動向)
- 第2部 昇格異動と部署異動—数量分析(キャリアツリーの3時点比較—チューブの中のアミダクジ;昇格空間の変容と昇格管理—昇進構造と昇進意識;トヨタ人事方式の諸原則—厳選主義と年功制の同時存在;トヨタ人事と他社人事—トヨタと他社の人事諸指標;部署・分野編成と部署異動—スペシャリストとジェネラリスト;部署異動とキャリア格差—社内地位とキャリア;長期勤続制度—終身雇用の運用実態)
- 第3部 社会格差と企業内格差—事例分析(企業社会と女子社員—結婚退職とジェンダー体制;個別人事空間の動態—個人、上司、人事部の3者ゲーム;賃金と家計—トヨタ技能員の給与明細分析;出身階層と社内格差—誕生からキャリア中期まで;社内格差と人生行路—キャリア中期から引退まで;企業社会と3世代社会移動—企業内格差と一般社会格差;役員会の構成と昇進ルール—企業トップの内部構成;企業戦士の死亡退出—宗教集団の死亡者処遇)
- 企業社会の誕生と終焉—企業社会体制の光と影
「BOOKデータベース」 より