民意のつくられかた

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民意のつくられかた

斎藤貴男著

岩波書店, 2011.7

タイトル読み

ミンイ ノ ツクラレカタ

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内容説明・目次

内容説明

この半世紀、原子力発電をめぐる世論は移り変わってきた。「夢のエネルギー源」として導入された頃には歓迎され、スリーマイル・チェルノブイリの大事故では失速し、片方でオイルショックや地球温暖化問題では盛り返した。3・11まで、「民意」は「クリーンで安全な原子力」を歓迎していた。原子力ルネサンス、原子力立国、景気のいい呼び声が世論をくすぐった。世論はどのように形成されたのか。どこまでも営利的な非営利団体、限りなく誘導的な世論調査、ばらまかれる広告宣伝費…。原発だけではない。道路建設、捕鯨、使用済み核燃料の処分施設。国策を遂行するべく、民意を偽装し、調達し、操作するために磨き上げられたツールの数々が取材を通じて明らかになっていく。

目次

  • つくられた原子力神話
  • 国策PR
  • 事業仕分けの思想
  • 道路とNPO
  • 五輪招致という虚妄
  • 仕組まれる選挙
  • 捕鯨国ニッポンの登場

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06305114
  • ISBN
    • 9784000248624
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 222p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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