書誌事項

パリ・コミューン

H.ルフェーヴル著 ; 河野健二, 柴田朝子, 西川長夫訳

(岩波文庫, 青(33)-495-1, 495-2)

岩波書店, 2011

タイトル別名

La proclamation de la commune (26 mars 1871)

パリコミューン

タイトル読み

パリ・コミューン

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003349519

内容説明

普仏戦争は講和へ向かうも、パリの市民・労働者はコミューンを樹立する。しかし、さまざまな集団やイデオロギーが交錯するコミューンは、政府軍の攻撃により72日間で壊滅する。コミューンを祭りとしてとらえ、革命の倫理と美学、歴史性について理論的に考察した本書は、多くの分野に影響を与えた画期的著作である。

目次

  • 第1部 スタイルと方法(コミューンのスタイル;マルクス主義的実践概念歴史学と社会学全体史に向かって ほか)
  • 第2部 帝政下の繁栄から革命的状況へ(第二帝政下の経済成長;国家の役割 ほか)
  • 第3部 コミューンのイデオロギーと威信(問題;社会についての民衆的イメージ ほか)
  • 第4部 一八七〇年九月四日から一八七一年三月一八日まで(パリにおける社会の解体;再構造化 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784003349526

内容説明

1871年3月18日、パリは蜂起した。蜂起からコミューン壊滅までの時々刻々の動きをドキュメンタリー風に再構成する。議会選挙を行い、コミューンを宣言するも、さまざまな対立が時機を失わせ、次第に政府軍が巻き返してパリは行き詰まる。コミューンとは何であったのか。その意義を多角的に考察する。

目次

  • 第5部 三月一八日の事件(大砲事件—陰謀か、挑発か、力の見せしめか;三月一八日の夜と夜明け)
  • 第6部 三月一八日からコミューンの宣言まで(自由の夜明け;中央委員会の仕事;反動派の再結集と政治の分裂;区長たちの陰謀;軍事情勢;地方の運動;選挙ろコミューンの宣言)
  • 第7部 コミューンの生と死—結論(コミューンの暦;コミューンの重要性と意義;コミューンは成功しえたか;ティエール氏はなぜ勝ったか;事件についての一理論の草案)
  • 付録(三月一八日の蜂起についての議会の調査;コミューンの祭り;パリにおけるインターナショナルの会議の議事録抜粋)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06468163
  • ISBN
    • 9784003349519
    • 9784003349526
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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