子規は何を葬ったのか : 空白の俳句史百年

書誌事項

子規は何を葬ったのか : 空白の俳句史百年

今泉恂之介著

(新潮選書)

新潮社, 2011.8

タイトル別名

子規は何を葬ったのか : 空白の俳句史100年

タイトル読み

シキ ワ ナニ オ ホウムッタノカ : クウハク ノ ハイクシ ヒャクネン

大学図書館所蔵 件 / 109

注記

参考文献: p248-250

内容説明・目次

内容説明

子規に「卑俗陳腐」と一刀両断された江戸後期から幕末・明治の俳句。だが意外にもそこには「名句好句」の数々が!松山藩家老奥平弾正、最後に幕臣中島三郎助、土方歳三、漂白の俳人井上井月、さらには無名俳人や女性たちの秀句…。芭蕉・蕪村・一茶の「ビッグ3」から近代俳句の父・子規へ、滔々と流れる俳句史から「消された百年間」を鮮やかに蘇らせる。

目次

  • 未知の空間に出会うまで
  • 子規の言う「卑俗陳腐」とは
  • 「近代俳句のあけぼの」
  • 幕末伊予俳壇の二巨星
  • 五稜郭決戦前の句会
  • 政治にもまれて
  • 美文調の敗北
  • 老鼠堂永機vs正岡子規
  • 宗匠の怪我の功名
  • 井上井月という俳人
  • 井月の句、普通の人の句
  • 俳句維新へ、子規の戦い
  • 主流はいずこに

「BOOKデータベース」 より

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